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バウロンとは?

ばうろん

バウロンとは、アイルランドの伝統音楽で使われる浅い片面太鼓で、手や専用のビーターで打ち鳴らす打楽器です。

バウロン(Bodhrán)は、アイルランドの伝統音楽(ケルト音楽)を代表する打楽器の一つです。直径一般に35〜45センチメートル程度の円形フレームに山羊の皮や合成素材を張った浅い片面太鼓で、フレームの内側に手を入れて持ち、もう一方の手に持った「ティッパー(tipper)」または「ビーター」と呼ばれる両頭の木製棒で叩いて演奏します。

バウロンの歴史については諸説あり、20世紀半ばにシャン・オ・リアダ(Seán Ó Riada)らによってケルト音楽の演奏に広く取り入れられたとされています。それ以前は農作業や儀式に使われていたとも言われますが、民俗打楽器としての起源はいまだ議論があります。

演奏技法はシンプルに見えて奥が深く、持つ手の指や手のひらで皮の裏面を押さえることで音程やトーンを微妙に変化させることができます。これにより単調なビートを超えた表現が可能となり、リール、ジグ、ホーンパイプなどさまざまなケルト音楽のリズムに対応します。

バウロンは次のような特徴から広く親しまれています。

  • 比較的習得しやすく初心者にも親しみやすい
  • アイルランドのパブセッションに欠かせない存在
  • ティン・ホイッスルやフィドルと共演されることが多い
  • 軽量で携帯性が高い

近年では世界各地でケルト音楽の人気が高まるとともに、バウロンの愛好者も増えており、日本でも演奏を楽しむ人が増えています。

使い方・例文

アイルランドのパブで開かれる伝統音楽セッション(セシュン)では、フィドルやティン・ホイッスルとともにバウロンが演奏され、音楽全体のリズムを支える役割を担います。

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