バイカラークラッドとは?
ばいからーくらっど
バイカラークラッドとは、2色の異なる金属を組み合わせたクラッド(被覆)構造で作られるコインの製造技術で、視覚的に2色に見えるのが特徴です。
バイカラークラッド(bi-color clad)とは、異なる2種類の金属または合金を組み合わせて製造されるコインの構造・技術を指します。「バイカラー(bi-color)」は「2色」、「クラッド(clad)」は「被覆・張り合わせ」を意味し、外側と内側(または表と裏)で異なる金属が使用されるため、コインの外観が2色に見えます。
最も典型的な構造は「リング+中心部」の形式です。中心部(コア)と外周リングを別々の金属で作り、精密な機械でプレスして接合します。このリング&コア構造は高い偽造防止効果があるとされます。代表的な例としては、ヨーロッパの2ユーロコイン(銅ニッケルのリング+真鍮メッキのコア)が挙げられます。
日本では500円硬貨がバイカラークラッド技術を採用しています。2021年発行の新500円硬貨は「バイカラー・クラッド」と呼ばれ、中心部が「ニッケル黄銅」、リング部が「白銅」「黄銅」の3層構造(クラッド)という世界初の三層クラッド素材が使われており、色の違いと高度な偽造防止機能を両立しています。このような高精度の素材・製造技術は偽造を困難にするため、高額硬貨に採用されることが多いです。
使い方・例文
財布の中の500円玉を見ると、中心部と外周で色が異なることに気づきますが、これがバイカラークラッド構造の具体例で、偽造防止のために採用されています。
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