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ハファル・アル=アサドとは?

はふぁるあるあさど

ハーフィズ・アル=アサドとは、シリアを長期にわたって支配したアラブ社会主義バアス党政権の最高指導者で、1970年から2000年まで同国の大統領を務めた人物です。

ハーフィズ・アル=アサド(Hafez al-Assad、1930〜2000年)は、シリア政治家・軍人で、バアス党政権下でシリアを30年間支配した大統領です。シリア北西部のラタキア県出身で、アラウィー派に属します。空軍パイロットとして軍歴を積み、クーデターを経て1970年に政権を掌握しました。

アサドは就任後、国内の政治的反対勢力を厳しく抑圧しながら強権的な一党支配体制を確立しました。1982年のハマー蜂起では、イスラム組織ムスリム同胞団の反乱を武力で鎮圧し、数千人以上が犠牲になったとされる「ハマー虐殺」を引き起こしました。この出来事はアサド政権の性格を象徴する事件として国際社会に記録されています。

対外的にはパレスチナ問題への関与、レバノンへの軍事介入、イスラエルとの対立など中東政治において重要なプレーヤーとして振る舞いました。ゴラン高原はイスラエルとの領土紛争の焦点であり続けました。冷戦期にはソ連と友好関係を維持する一方、西側諸国とも実利的な外交を展開しました。2000年に死去し、権力は息子のバッシャール・アル=アサドへと引き継がれました。

使い方・例文

「ハーフィズ・アル=アサドの統治は、強権的な国内支配と中東政治における巧みな外交のバランスで成立していた」のように、中東現代史・シリア政治の解説で取り上げられます。

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