ハコベとは?
はこべ
ハコベとは、日本全国の路傍や畑に広く見られるナデシコ科の一年草または越年草で、春の七草のひとつとして古くから親しまれてきた野草です。
ハコベ(繁縷)は、ナデシコ科ハコベ属に属する小型の草本植物です。日本では「コハコベ」「ミドリハコベ」などいくつかの種が見られ、一般的に「ハコベ」と呼ばれるのはコハコベ(Stellaria media)とミドリハコベ(Stellaria neglecta)が多いです。英語では「チックウィード(Chickweed)」と呼ばれます。
- 草丈は10〜30センチほどで地面を這うように広がる
- 葉は卵形で対生し、茎の片側にだけ毛が生える(コハコベの特徴)
- 花は白色の5枚の花びらが深く2裂しているため10枚に見える
- 春から秋にかけて長い期間花を咲かせる
ハコベは春の七草のひとつとして「ハコベラ」の名で知られ、1月7日の七草粥に用いられます。また、その柔らかい葉と茎はかつて食用として利用され、小鳥(とくにスズメやメジロ)の好物としても知られています。民間薬としても、歯槽膿漏や歯磨き粉の原料として使われてきた歴史があります。
現代では主に路傍・畑・公園などに生える雑草として扱われますが、生命力が強く環境適応性が高いため、冬でも緑色を保つことができます。
使い方・例文
「七草粥の材料を集めようと庭を見ると、ハコベが小さな白い花を咲かせていた」という場面や、野草図鑑・植物観察の文脈で登場します。
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