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ハインリッヒ・シュリーマンとは?

はいんりっひしゅりーまん

ハインリッヒ・シュリーマンは19世紀ドイツ生まれの実業家兼考古学者で、トロイア遺跡の発掘で知られる人物です。

ハインリッヒ・シュリーマン(Heinrich Schliemann, 1822〜1890年)は、ドイツ生まれの実業家・考古学者です。幼少期にホメロス叙事詩イリアス』に魅了され、神話上の都市トロイアが実在すると信じ続けたことで有名です。

シュリーマンは商人として巨万の富を築いた後、考古学的発掘事業に乗り出しました。1870年代、現在のトルコ北西部ヒサルルックの丘を発掘し、複数の層に重なった古代都市の遺跡を発見しました。彼はそのうちの一層をトロイアと同定し、「プリアモスの財宝」と呼ばれる大量の金製品を発掘したと発表して世界中を驚かせました。

その後もギリシャのミケーネ遺跡を発掘し、「アガメムノンの仮面」として知られる黄金のマスクを発見するなど、エーゲ海文明研究に大きく貢献しました。ただし彼の手法は現代の考古学基準からみると粗雑な面もあり、貴重な地層を破壊したという批判も受けています。それでも神話と考古学を結びつけた先駆者として、その功績は高く評価されています。

使い方・例文

「夢を追い続けた実業家が考古学の扉を開いた」という文脈や、トロイア発掘・ミケーネ文明の解説で必ず名前が挙がります。

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