ハイダ族とは?
はいだぞく
ハイダ族とは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州沖のハイダグワイ諸島を主な居住地とする北米先住民族で、精巧なトーテムポールで知られます。
ハイダ族(Haida)は、カナダ太平洋岸のブリティッシュコロンビア州沖合に浮かぶハイダグワイ(旧称クイーン・シャーロット諸島)を伝統的な領域とする先住民族です。一部はアラスカ州南東部(プリンス・オブ・ウェールズ島周辺)にも居住しています。
ハイダ族は北米先住民の中でも特に芸術的な技術と文化で名高く、その木彫り・トーテムポール・カヌー・銀細工は世界的に高い評価を受けています。言語はハイダ語と呼ばれる孤立した語族を形成しており、他の北米先住民語との系統的な関係は明確ではありません。
ハイダ族の文化的特徴として挙げられるものには以下があります。
- 精巧なトーテムポール:氏族の歴史・神話・家系を彫刻で表現
- 母系制社会とレイヴン(ワタリガラス)・イーグルの二つの氏族
- 大型カヌーを用いた海洋漁業・交易
- ポトラッチ(贈答儀礼)と呼ばれる社会的慣習
ヨーロッパ人との接触以降、天然痘などの疾病により人口が激減し、一時は壊滅的な状況に追い込まれました。しかし20世紀後半以降、文化・言語の復興運動が活発化し、ハイダ・グワイの環境保護活動とともに国際的な注目を集めています。
使い方・例文
バンクーバーやビクトリアの博物館には、ハイダ族が製作した大型トーテムポールや彫刻入りカヌーが収蔵・展示されており、その芸術的水準の高さを今に伝えています。
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