ノーメックスとは?
のーめっくす
ノーメックスとは、デュポン社が開発した難燃性・耐熱性に優れたアラミド繊維の商品名です。
ノーメックス(Nomex)は、アメリカのデュポン社が1960年代に開発したメタ系アラミド繊維およびその商品名です。化学的にはポリ(メタフェニレンイソフタルアミド)と呼ばれる高分子化合物からなり、芳香族ポリアミドの一種に分類されます。
最大の特長は、高い難燃性と耐熱性を兼ね備えていることです。ノーメックスは火炎に接しても溶けたり滴下したりせず、炭化して表面を保護する層を形成します。連続使用温度は200℃前後に達し、一時的な高温環境でも形状を保持できます。また化学薬品への耐性も高く、過酷な環境での使用に適しています。
主な用途は以下のとおりです。
- 消防士や航空機パイロットなどの防護服・作業服
- 電気絶縁用紙やハニカムコア材料(航空宇宙産業)
- レース用ドライバースーツや軍用防護装備
- 工業用フィルターや断熱材
航空機の内装材や宇宙開発分野でも広く採用されており、軽量かつ難燃という特性が人命保護と機体の安全性維持に貢献しています。同じデュポン社のパラ系アラミド繊維「ケブラー」と並ぶ代表的な高機能繊維であり、現代の安全技術を支える重要素材の一つです。
使い方・例文
消防士の防護服や航空機パイロットのフライトスーツの素材として、「ノーメックス製」と明記されることが多く、安全基準を満たす難燃素材の代名詞として使われます。
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