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ネオエクスプレッショニズムとは?

ねおえくすぷれっしょにずむ

ネオエクスプレッショニズムとは、1970年代末〜80年代に欧米で台頭した、激しい筆致と強烈な色彩で内面を表現する絵画運動です。

ネオエクスプレッショニズム(新表現主義)は、1970年代後半から1980年代にかけドイツイタリアアメリカ中心に広まった美術潮流です。概念芸術やミニマリズムが主流を占めていた時代への反動として、感情や身体性を直接ぶつけるような絵画の復権を主張しました。

その表現上の特徴は次の点に集約されます。

  • 大型キャンバスに勢いのある荒々しい筆触
  • 鮮烈かつ不協和音的な色使い
  • 人物・神話・歴史といった具象的なテーマの再導入
  • 意図的な「未完成感」や「粗削りさ」の活用

ドイツではゲオルク・バゼリッツやアンゼルム・キーファーが代表格で、キーファーは第二次世界大戦後のドイツの歴史と神話を重ね合わせた大作を制作しました。イタリアでは「トランスアヴァンギャルディア」と呼ばれるサンドロ・キアらのグループが同様の傾向を示しました。アメリカではジュリアン・シュナーベルやジーン=ミシェル・バスキアがニューヨークを拠点に活躍しました。

ネオエクスプレッショニズムは美術市場でも大きな注目を集め、1980年代の美術ブームを牽引した一面もあります。現代においても、絵画における感情表現の重要性を再確認させた運動として評価されています。

使い方・例文

美術の授業や展覧会で「荒々しい筆遣いで人物や歴史を描いた大型絵画」が紹介されるとき、ネオエクスプレッショニズムという言葉が使われます。アンゼルム・キーファーの作品がその典型例として挙げられることが多いです。

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