ニシキギ科とは?
にしきぎか
ニシキギ科は、ニシキギやマサキなど秋の紅葉や果実が美しい低木・つる植物を含む双子葉植物の科です。
ニシキギ科(Celastraceae)は、世界の熱帯から温帯にかけて広く分布する植物の科で、約90属・1,300種以上が含まれます。APG分類体系でも独立した科として認められており、低木・高木・つる性植物など多様な生活型を持つ仲間が揃っています。
日本で最もよく知られる種はニシキギ(Euonymus alatus)で、秋に真っ赤に紅葉することから庭木や公園樹として人気があります。枝にコルク質の翼(よく)が発達するのが特徴で、これが「鬼箭(おにのやじり)」とも呼ばれる所以です。果実が熟すと橙赤色の仮種皮に包まれた種子が現れ、観賞価値も高いです。
マサキ(Euonymus japonicus)は常緑性で生垣や庭園樹として広く使われ、斑入り品種も多数流通しています。ツルウメモドキ(Celastrus orbiculatus)はつる性で、黄色い果皮が裂けて赤い種子が見える実が花材として人気です。
ニシキギ科の植物はアルカロイドなどの化学成分を含むものがあり、伝統医学での利用例も記録されています。生態面では鳥が果実を食べて種子を散布する鳥散布型が多く見られます。
使い方・例文
秋の公園でコルク質の翼が目立つ枝に鮮やかな赤い紅葉を見せる低木があれば、それはニシキギ科のニシキギである可能性が高いです。生垣でよく見るマサキも同じ科の仲間です。
この用語をシェア
最終更新: