ニコラス・マドゥロとは?
にこらすまどぅろ
ニコラス・マドゥロとは、ベネズエラの大統領で、ウゴ・チャベスの後継者として2013年から政権を担い、経済危機と政治的混乱の中で権威主義的な統治を続けている人物です。
ニコラス・マドゥロ・モロス(1962年生まれ)は、ベネズエラの政治家で、2013年以降同国大統領を務めています。バス運転手・労働組合活動家から政界に入り、ウゴ・チャベス大統領のもとで外務大臣・国民議会議長などの要職を歴任しました。チャベスが2013年に死去すると、その後継者として大統領に就任しました。
マドゥロ政権は発足当初から深刻な経済危機に直面しました。石油収入に依存したベネズエラ経済は、原油価格の下落とともに急速に悪化し、ハイパーインフレ・食料・医薬品不足が深刻化しました。数百万人規模の国民が国外に流出する難民危機も引き起こしています。
マドゥロ政権の主な特徴は以下の通りです。
- チャベスの「ボリバル革命」路線を継承し、社会主義的政策を維持した
- 反政府勢力や独立メディアへの弾圧が国際社会から強く批判されている
- 2018年の大統領選挙は不正との指摘を受け、米国・欧州連合など多くの国が選挙結果を認めなかった
- 野党指導者フアン・グアイドが暫定大統領を宣言する政治的混乱が続いた
マドゥロは米国などから経済制裁を受けながらも政権を維持し、現代の権威主義的左派政権の典型例として国際社会で注目されています。ベネズエラの人道危機は現在も進行中です。
使い方・例文
中南米の政治危機や権威主義政権を学ぶ文脈で登場し、ベネズエラの経済崩壊・難民問題の責任者として頻繁に取り上げられます。
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