ナボポラッサルとは?
なぼぽらっさる
ナボポラッサルとは、紀元前7世紀後半に新バビロニア帝国を建国したカルデア人の王で、強大なアッシリア帝国を打倒した古代メソポタミアの英雄的統治者です。
ナボポラッサル(Nabopolassar)は、紀元前658年頃生まれとされるカルデア人の指導者。紀元前626年にバビロンの王として即位し、新バビロニア帝国(カルデア王朝)を樹立した。その治世は紀元前605年まで続いた。
当時の中東世界はアッシリア帝国の支配下にあり、バビロンもその属州として置かれていた。ナボポラッサルはカルデア部族の長として反乱を起こし、メディア王国のキュアクサレスと同盟を結んで軍事的圧力を強めた。そして紀元前612年、両軍が連合してアッシリアの都ニネヴェを攻略・壊滅させ、数百年続いたアッシリア帝国を事実上滅亡させた。
この勝利によってバビロニアはメソポタミアの覇権を握り、中東の政治地図を塗り替えた。ナボポラッサルは帝国の基礎を整えたが、その息子ネブカドネザル2世(バビロン捕囚でも知られる)のもとでバビロニアはさらに強大化した。
父子二代にわたる治世は、古代オリエント史において新バビロニアの黄金時代を形成し、バビロンの都市建設・文化振興にも大きく寄与した。
使い方・例文
「ナボポラッサルはメディアと協力してアッシリアを打倒し、新バビロニア帝国の礎を築いた」という形で古代メソポタミア史を学ぶ際に登場します。
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