ナイロンとは?
ないろん
ナイロンとは、1930年代にアメリカで開発された世界初の合成繊維で、丈夫さと軽さを兼ね備えたポリアミド系高分子素材です。
ナイロン(Nylon)とは、アメリカのデュポン社の化学者ウォレス・カロザースらが1930年代に開発し、1938年に発表した世界初の合成繊維です。化学的にはポリアミド(繰り返し単位にアミド結合を持つ高分子)の一種で、最も代表的なナイロン6,6はアジピン酸とヘキサメチレンジアミンの重縮合によって作られます。
ナイロンの主な特性は以下のとおりです。
- 高い引張強度と耐摩耗性
- 軽量で弾力性に富む
- 油・有機溶剤への耐性が高い
- 熱可塑性(加熱すると柔らかくなり成形できる)
ナイロンは最初に女性用ストッキングとして商品化され、発売当時(1940年)は爆発的な人気を呼びました。その後、軍用パラシュート・テント・ロープなど第二次世界大戦時の軍需物資に広く使われました。
現在の用途は非常に多岐にわたります。衣料品・タイヤコード・釣り糸・歯ブラシの毛・ギターの弦・産業用部品(歯車・コネクタ・プラスチック部品)など、繊維製品からエンジニアリングプラスチックまで幅広い分野で活用されています。天然繊維と比べてコストが低く大量生産できる点も、現代社会に定着した理由の一つです。
使い方・例文
登山用のバックパックや雨合羽の素材としてナイロンが使われていることや、歯ブラシの毛の大半がナイロン製であることが身近な例として挙げられます。
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