ドリルダンスとは?
どりるだんす
ドリルダンスとは、アフリカ系アメリカ人文化を起源とする、複数人が隊列を組んで複雑なステップや動きを揃えて踊るパフォーマンスダンスのことです。
ドリルダンスは、アメリカの黒人コミュニティ、特に南部のマーチングバンド文化やステッピング(Stepping)の伝統を受け継ぐダンスジャンルです。複数のダンサーが精密に揃えた足踏み・手拍子・ボディムーブメントを組み合わせて、軍隊の演習(ドリル)を想起させる規律正しい動きを見せることからこの名称がつきました。
その起源はアフリカン・アメリカン大学(HBCU)のマーチングバンドや黒人フラタニティ・ソロリティのステッピング文化にあり、20世紀を通じてシカゴやアトランタなどの都市部で独自の発展を遂げました。特に2010年代以降、SNSの普及によって動画が広まり、世界規模の注目を集めるようになりました。
ドリルダンスの特徴は以下の点にあります。
- グループ全員が同じタイミングでステップを踏む「シンクロ」の精度
- 足踏み・腕振り・声による音を組み合わせたパフォーマンス性
- コールアンドレスポンス(掛け合い)の要素
- 社会的一体感やコミュニティの誇りを表す文化的意義
近年は音楽プロデューサーのドリル・ミュージック(シカゴ発のヒップホップサブジャンル)と混同されることもありますが、ドリルダンスはあくまでも身体表現のジャンルです。ダンスコンテストや学校の部活動、ネット上のチャレンジ動画など幅広い場面で楽しまれています。
使い方・例文
高校や大学のダンス部がドリルダンスの演技をSNSに投稿し、揃いの動きが話題になることがあります。
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