ドイツ統一戦争とは?
どいつとういつせんそう
ドイツ統一戦争とは、19世紀にプロイセンが主導してドイツ諸邦を統一するために行った一連の戦争のことです。
ドイツ統一戦争とは、1864年から1871年にかけてプロイセン王国が主体となり、ドイツ語圏の諸侯・諸国家を一つの国民国家へまとめるために行った三つの戦争を指します。宰相オットー・フォン・ビスマルクが「鉄血政策」を掲げ、軍事力と外交術を巧みに組み合わせて推進しました。
三つの戦争はそれぞれ以下のとおりです。
- デンマーク戦争(1864年): シュレースヴィヒ・ホルシュタイン問題をめぐりプロイセンとオーストリアが共同でデンマークに勝利し、両州を獲得しました。
- 普墺戦争(1866年): 獲得した両州の管理問題を口実にオーストリアと開戦し、7週間で圧倒。オーストリアをドイツ統一の枠組みから排除しました。
- 普仏戦争(1870〜71年): フランスとの戦争でプロイセンが勝利し、ヴェルサイユ宮殿でドイツ帝国の成立が宣言されました。
これら一連の戦争はヨーロッパの勢力図を大きく塗り替え、統一ドイツという新興大国の誕生をもたらしました。その後のヨーロッパの緊張関係や二度の世界大戦に至る国際政治の流れに深く影響した出来事として、歴史上きわめて重要な意義を持っています。
使い方・例文
歴史の授業や大学入試では、ビスマルクの外交戦略とともにドイツ統一戦争の経緯が頻繁に出題されます。
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