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トルコ石顔料とは?

とるこいしがんりょう

トルコ石顔料とは、ターコイズブルーの色調を持つ顔料で、銅を主成分とした合成・天然素材から作られる青緑色の着色剤です。

トルコ石顔料は、ターコイズトルコ石)に似た青緑色を表現するために用いられる顔料の総称です。天然のターコイズ石から粉末を採取したものと、銅やアルミニウムを含む化合物を人工的に合成したものがあります。

歴史的には、古代エジプトや中近東の地域で鮮やかな青緑色を出すために銅系顔料が広く用いられました。なかでもエジプシャンブルーと呼ばれる銅とカルシウムのケイ酸塩系顔料は、ターコイズに近い発色をもたらし、壁画や彫像の着色に活用されました。

現代における主なトルコ石顔料の種類には次のものが挙げられます。

  • 合成ターコイズ顔料:銅・アルミニウム・リン酸などを原料とする人工品
  • マラカイト(孔雀石)由来の緑青系顔料:青みがかった緑色が特徴
  • スピネル型顔料:高耐熱性を持ち、窯業・陶磁器の釉薬に使用

トルコ石顔料は絵画、陶芸の釉薬、建材の着色、染織など幅広い用途で使われます。光や熱への耐久性は品種によって異なるため、用途に応じた選定が重要です。日本画や伝統工芸においても、青緑色の表現として類似の顔料が長く使われてきました。

使い方・例文

陶芸家がトルコ石顔料を釉薬に加え、焼成後に鮮やかなターコイズブルーの器を仕上げた。

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