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デルタ・ケフェイとは?

でるたけふぇい

デルタ・ケフェイとは、ケフェウス座にある変光星で、一定周期で明るさが変わるケフェイド変光星の標準となった星です。

デルタ・ケフェイ(Delta Cephei、δ Cephei)は、ケフェウス座に位置する変光星で、約5.37日という規則正しい周期で明るさが変化します。この星は18世紀後半にイギリスの天文家ジョン・グッドリックによって発見記録され、その規則的な変光が注目を集めました。

デルタ・ケフェイは「ケフェイド変光星(セファイド変光星)」というクラスの変光星の名前の由来となった星です。ケフェイド変光星は、恒星自体が膨張と収縮を繰り返す脈動変光星であり、その変光周期と絶対光度(本来の明るさ)の間に一定の関係(周期光度関係)があることが知られています。

この周期光度関係は天文学上きわめて重要な発見です。主な意義は以下の通りです。

  • 変光周期を観測するだけで絶対光度がわかる
  • 絶対光度と見かけの等級の差から距離を算出できる
  • 銀河間距離の測定に使える「標準光源」として機能する
  • ハッブルの銀河膨張発見にもケフェイドが活用された

デルタ・ケフェイ自体は約890光年の距離にあり、肉眼でも観察できる変光星として天文観測の入門にも親しまれています。宇宙の距離梯子における重要な「第一段」として、現代宇宙論の基盤を支える存在です。

使い方・例文

アンドロメダ銀河までの距離を測定する際、その中に含まれるケフェイド変光星の変光周期を観測することで距離を推定する手法に、デルタ・ケフェイ型の周期光度関係が応用されています。

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