デュモン・デュルヴィルとは?
でゅもん・でゅるゔぃる
デュモン・デュルヴィルとは、19世紀フランスの海軍士官・探検家で、南極探検や太平洋航海で数々の地理的発見を成し遂げた航海者です。
ジュール・セバスティアン・セザール・デュモン・デュルヴィル(1790〜1842年)は、フランス海軍の指揮官であり、博物学者としても優れた業績を残した探検家です。
彼の名声を高めた出来事のひとつが、ミロのヴィーナスの発見と取得への関与です。1820年、エーゲ海のミロス島を訪れた際にこの古代彫刻の存在を確認し、フランス当局への購入を強く促しました。その後この作品はルーブル美術館の至宝となりました。
探検家としては太平洋を中心に複数回の長距離航海を指揮しました。第一次航海(1826〜1829年)では太平洋・インド洋周辺の島々を調査し、多数の植物・動物・地理情報を収集しました。第二次航海(1837〜1840年)では南極圏に到達し、南極大陸の一部を発見して「アデリーランド」と命名しました。この地名は妻アデルにちなんだもので、現在もフランス領南方・南極地域の一角として「アデリーランド」の名が残っています。アデリーペンギンもこの探検にちなんで名付けられました。
デュルヴィルは1842年、フランス初の鉄道事故で家族とともに命を落としました。南極探検における功績から、南極のデュルヴィル基地にその名が冠されています。
使い方・例文
南極関連の地理や歴史を調べると「アデリーランド」や「デュルヴィル基地」という名称として登場します。また、博物館でミロのヴィーナスにまつわる来歴を調べる際にも彼の名前が出てきます。
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