デュアルクラッチトランスミッションとは?
でゅあるくらっちとらんすみっしょん
デュアルクラッチトランスミッションとは、二つのクラッチを交互に使って素早くギアを切り替える自動車用変速機で、MT の燃費・AT の操作性を両立した機構です。
デュアルクラッチトランスミッション(DCT:Dual Clutch Transmission)は、マニュアルトランスミッション(MT)の構造をベースに、二組のクラッチと入力軸を持たせた自動変速機の一種です。奇数段(1・3・5・7速)と偶数段(2・4・6速)をそれぞれ独立したクラッチが担当し、次のギアを事前に準備しておくことで、変速時のトルク抜けを極めて短い時間に抑えられます。
動作の仕組みは次のとおりです。
- 走行中、現在のギアと次のギアを同時に内部で保持する
- 変速時に一方のクラッチを切ると同時に他方を接続する
- これにより変速時間が数十ミリ秒程度に短縮される
主なメリットは、トルクコンバーター式のAT(オートマチック)と比べて伝達効率が高く燃費が良いこと、そしてマニュアルに迫るダイレクトな加速フィールが得られることです。一方で、渋滞時の低速走行でクラッチが滑りやすく、高温になりやすいという欠点もあります(特に乾式DCTに顕著)。
DCTはフォルクスワーゲングループの「DSG」「S-Tronic」、フォードの「PowerShift」などが有名で、スポーツカーから量販車まで幅広い車種に採用されています。
使い方・例文
フォルクスワーゲン・ゴルフやポルシェなどのスポーツカーに搭載されており、パドルシフトを使ってドライバーが変速タイミングを操作する場面でよく取り上げられます。
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