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デマレージとは?

でまれーじ

デマレージとは、船舶や貨物の規定滞留時間を超えた際に発生する超過料金または遅延損害金のことです。

デマレージ(demurrage)とは、海上輸送や港湾取引において、あらかじめ定められた無料使用期間(フリータイム)を超えて船舶・コンテナバースなどを占有した場合に課せられる超過料金・違約金のことです。フランス語の「demeurer(滞留する)」を語源とし、物流・貿易の世界では広く使われる専門用語です。

デマレージが発生する主な文脈は二つあります。第一は船舶の傭船(チャーター)における「停泊料」です。船主と傭船者の間で荷役に使える日数(ステーデイング・デイズ)があらかじめ定められており、これを超えた日数に対して1日あたりの料金(デマレージレート)が傭船者から船主に支払われます。逆に規定日数より早く完了した場合は、ディスパッチ(dispatch)として傭船者が割戻しを受けることもあります。

第二はコンテナの超過使用料です。船会社がコンテナを貸し出す際のフリータイム(通常数日〜2週間程度)を超えて輸入者がコンテナを保持すると、日割りでデマレージが発生します。輸送コストに直結するため、荷受人は通関・引き取りをフリータイム内に完了させることが重要です。

デマレージは次の理由で貿易実務上重要です。

  • コスト管理:予期せぬ追加費用が発生し利益を圧迫する
  • 契約交渉:フリータイムの長さはコンテナ料率交渉の重要事項
  • 通関計画:税関手続きや検査の遅延がデマレージを引き起こすリスク

使い方・例文

輸入したコンテナを港の保税地域から引き取るのが遅れ、船会社が定めたフリータイム(例:5日間)を過ぎると、1日あたり数万円のデマレージが荷主に請求されます。

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