ディヴェルティスマンとは?
でぃう゛ぇるてぃすまん
ディヴェルティスマンとは、バレエや歌劇の中で独立した余興的な踊りや演目の集合を指すフランス語の言葉です。
ディヴェルティスマン(divertissement)はフランス語で「気晴らし・余興」を意味し、バレエ・オペラ・演劇において本筋のドラマとは独立した形で挿入される、短い踊りや演技の集合体を指します。
もともとはフランス宮廷の娯楽として発達し、17〜18世紀に人気を博しました。大きな物語バレエの中では、劇の進行をいったん止めて様々なキャラクターや様式の踊りを見せるパートとして用いられます。最も有名な例がチャイコフスキーの「眠れる森の美女」第3幕に登場するグラン・ディヴェルティスマンで、青い鳥・赤ずきん・長靴をはいた猫など童話のキャラクターたちが次々と踊りを披露します。
ディヴェルティスマンの特徴は以下の通りです。
- 物語の本筋から切り離された独立性の高い構成
- 多様な舞踊スタイルや民族舞踊を一度に楽しめる
- 技術披露の場として観客にアピールしやすい
- 単独の「バレエ・ディヴェルティスマン」として上演されることもある
現代でも、ガラ公演や短編プログラムで各演目をつなぐ形式として広く用いられており、バレエの多彩な表現を楽しむ機会を提供しています。
使い方・例文
バレエ公演のプログラムに「ディヴェルティスマン(各種バレエの名場面集)」と記載されていたり、「くるみ割り人形」の第2幕で各国の踊りが披露される部分を指して使われます。
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