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ディノフラジェレートとは?

でぃのふらじぇれーと

ディノフラジェレートとは、海洋や淡水に生息する単細胞微生物群で、赤潮の原因生物としても知られる渦鞭毛藻(うずべんもうそう)の英語名です。

ディノフラジェレート(Dinoflagellate)は、渦鞭毛藻(うずべんもうそう)とも呼ばれる単細胞微生物グループです。主に海洋プランクトンとして広く分布していますが、淡水や土壌に生息する種も存在します。

その名称はギリシャ語で「渦」を意味する「dinos」と、鞭のような運動器官を指す「flagellate」に由来します。多くの種が2本の鞭毛を持ち、1本は細胞の溝(横溝)に沿って環状に、もう1本は縦溝に沿って配置されており、この構造が回転しながら泳ぐ特有の動きを生み出します。

ディノフラジェレートの生態的特徴は多様です。

  • 光合成を行う独立栄養型と、他の微生物を捕食する従属栄養型の両方が存在する
  • サンゴ礁に共生する種(褐虫藻、ゾオキサンテラ)はサンゴの栄養源として不可欠な役割を持つ
  • 特定の条件下で異常増殖すると「赤潮」を引き起こし、水産業や生態系に影響を与える
  • 一部の種は毒素(ブレベトキシン、サキシトキシンなど)を産生し、貝毒や魚類の大量死の原因となる

また、生物発光を行う種も多く、夜の海面が青く光る現象はディノフラジェレートによるものです。海洋食物連鎖の基盤を支える一次生産者として生態学的に重要な位置を占めています。

使い方・例文

夏場に海や湾で赤潮が発生したと報道されるとき、その原因生物の多くがディノフラジェレートの一種であり、漁業や養殖業への被害が懸念されます。

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