ディオゴ・カンとは?
でぃおごかん
ディオゴ・カンとは、15世紀ポルトガルの探検家で、アフリカ西海岸を南下してコンゴ川河口を発見し、大航海時代の南進を大きく前進させた航海士です。
ディオゴ・カン(生没年不詳、15世紀活躍)は、ポルトガルの探検航海士で、エンリケ航海王子亡き後もポルトガル王室の支援を受けてアフリカ西海岸の探索を続けた人物です。
彼は1480年代に二度の主要な航海を行い、アフリカ大陸の未踏の海岸線を着実に南下しました。第一回航海(1482〜1484年頃)では現在のコンゴ共和国・コンゴ民主共和国付近に流れるコンゴ川(当時はザイール川とも)の河口を発見し、ヨーロッパ人として初めて接触したコンゴ王国との交流を記録しました。第二回航海(1485〜1486年頃)ではさらに南下し、現在のナミビアのクロス岬付近まで到達しました。
ディオゴ・カンは航跡を示すために石製の標柱(パドラォン)を上陸地点に設置することで知られ、現在でもアフリカ沿岸にその遺構の一部が残っています。彼が達成した南進はわずか数年後のバルトロメウ・ディアスによる喜望峰到達(1488年)への直接的な足がかりとなりました。晩年の記録は残っておらず、帰国後の消息は不明です。
使い方・例文
ポルトガルの大航海時代をテーマにした学習や、アフリカ・コンゴ地域の歴史を探る文脈で、コンゴ川発見者としてディオゴ・カンの名が挙がります。
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