テルグ人とは?
てるぐじん
テルグ人とは、インド南部のアーンドラ・プラデーシュ州およびテランガーナ州を中心に居住する民族で、ドラヴィダ系のテルグ語を母語とする集団です。
テルグ人(Telugu people)は、インド南部に居住するドラヴィダ系民族であり、テルグ語を母語とします。主にアーンドラ・プラデーシュ州とテランガーナ州に集中していますが、インド国内の他州や海外にも多くの移住者がいます。人口はインド国内だけで数千万人規模に達し、テルグ語はインドで話者数の多い言語の上位に入ります。
テルグ人の歴史は古く、古代の碑文や文学作品にその存在が記録されています。サータヴァーハナ朝やヴィジャヤナガル王国など、南インドに栄えた王朝のもとで独自の文化と文学が発展しました。11世紀ごろには「カビタ・ブラフマー(詩聖)」と称されるナンナヤによって、テルグ語の古典文学の礎が築かれました。
現代のテルグ人文化の代表的な側面には次のものがあります。
- 世界最大規模の映画産業のひとつであるテルグ語映画(トリウッド)の隆盛
- カルナータカ音楽をはじめとする古典音楽・舞踊(クチプディ)の伝統
- 米・レンズ豆を基本とした南インド独特の食文化
- IT産業の集積地ハイデラバードを擁し、グローバルな技術移民の排出
特にアメリカのシリコンバレーやIT企業にはテルグ人出身者が多数活躍しており、インド系移民の中でも経済・学術分野での存在感が大きい集団として知られます。
使い方・例文
インドの言語・民族を解説する社会科の授業や、南インド映画(トリウッド)を紹介する記事でテルグ人という言葉が登場します。また、IT業界でインド系エンジニアの出身を語る文脈でも使われます。
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