テラヘルツとは?
てらへるつ
テラヘルツとは、1兆ヘルツ(10の12乗ヘルツ)に相当する周波数の単位で、記号はTHzです。
テラヘルツ(THz)は周波数の単位で、1テラヘルツは1,000,000,000,000ヘルツ(1兆Hz)に相当します。SIのテラ(T)という接頭辞は10の12乗(1兆)を表します。
テラヘルツの周波数帯域(一般的に0.1〜10THz程度)は、電磁波スペクトルにおいてマイクロ波と赤外線の中間に位置し、「テラヘルツ波」または「テラヘルツ電磁波」と呼ばれます。この周波数帯は長らく技術的に扱いにくい「テラヘルツギャップ」とされてきましたが、近年の技術進歩で利用が広がっています。
テラヘルツ波の主な特性と応用分野は以下のとおりです。
- X線と異なり人体への電離放射線がなく、生体組織の透過が可能
- 空港の手荷物検査・セキュリティスキャナへの応用
- 医療分野でのがん組織診断や皮膚科検査
- 材料の非破壊検査・品質管理
- 次世代通信(6G)の高速・大容量通信への期待
特に近年は、6G(第6世代移動通信)の候補周波数帯としてテラヘルツ帯が注目されています。現在の5Gが主にミリ波(数十GHz帯)を使用するのに対し、テラヘルツ帯はさらに広い帯域幅と超高速通信を実現できる可能性があり、世界各国で研究開発が進んでいます。
使い方・例文
「この次世代通信技術は300GHz(0.3テラヘルツ)帯を利用し、毎秒数十ギガビットの通信速度を実現する」といった技術解説で登場します。
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