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テメルコ・ラコフスキとは?

てめるこらこふすき

テメルコ・ラコフスキとは、19世紀ブルガリアの革命家・詩人・言論人で、オスマン帝国支配からのブルガリア民族解放運動を率いた重要な指導者の一人です。

テメルコ・ラコフスキ(Тeмерко Раковски、Temerko Rakovski、1821〜1867年)は、ブルガリア・コトレン(現在のブルガリア中央部)生まれの革命家・詩人・ジャーナリスト・民族活動家です。ゲオルギ・ラコフスキ(Georgi Rakovski)の名でも知られ、ブルガリア民族解放運動(オスマン帝国からの独立を目指す運動)の先駆者として「ブルガリア革命の父」と称されることもあります。

コンスタンティノープル(現イスタンブール)で教育を受け、ギリシャ語・フランス語・ロシア語など複数の言語に通じた知識人でした。1841年のブラロフ蜂起に参加して初めて革命活動に身を投じ、その後オスマン当局に追われながらも、ルーマニア・セルビア・ロシアなどを拠点にブルガリア解放を訴え続けました。

文化活動においても顕著な業績を残し、ブルガリア語の新聞・雑誌の発行、詩・叙事詩・歴史著作の執筆を通じてブルガリアの民族意識の覚醒に貢献しました。とりわけ長詩『森の旅人』は、ブルガリア近代文学の先駆的作品として評価されています。

1867年にベオグラードで結核により没しましたが、彼が育てた精神と戦術はヴァシル・レフスキらに引き継がれ、1878年のブルガリア解放につながりました。現代ブルガリアでは紙幣や広場、学校の名に彼の名が冠されるなど、国民的英雄として広く記念されています。

使い方・例文

「ブルガリアの近現代史を学ぶ際には、テメルコ・ラコフスキ(ゲオルギ・ラコフスキ)の名が民族解放運動の先駆者として必ず登場します。」

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