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テミストクレスとは?

てみすとくれす

テミストクレスは、古代アテナイの政治家・将軍で、ペルシャ戦争でギリシャ連合軍を勝利に導いたサラミスの海戦の立役者です。

テミストクレス(Themistocles、紀元前524年頃〜紀元前459年頃)は、古代アテナイの政治家・軍人です。ペルシャ帝国の大軍がギリシャに侵攻したペルシャ戦争において、卓越した先見性と戦略的思考でギリシャ世界を救った英雄として知られています。

彼の最大の功績は、サラミスの海戦(紀元前480年)での勝利です。クセルクセス1世率いるペルシャ軍がアテナイを占領・焼き討ちした直後、テミストクレスはギリシャ諸都市の艦隊をサラミス島周辺の狭い海峡に誘導しました。大型船が多いペルシャ艦隊に対し、機動力に優れるギリシャの三段橈船(トリエレス)が有利な地形で戦う作戦は見事に成功し、ペルシャ艦隊を壊滅させました。

テミストクレスはこの海戦に先立ち、アテナイで銀山(ラウリオン銀山)の収益を使って大規模な海軍を整備することを提唱し、海軍国家としてのアテナイの基盤を作りました。この先見の明がなければサラミスの勝利もなかったとされます。

しかしその後、政敵の策略により陶片追放(オストラキスモス)でアテナイを追われ、最終的にはペルシャ王のもとに亡命するという数奇な運命を歩みました。功績と没落という劇的な生涯は、後世の歴史家や文学者にも大きな影響を与えています。

使い方・例文

テミストクレスの名は、歴史の授業でペルシャ戦争やサラミスの海戦を学ぶ際に必ず登場する重要人物です。

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