テフィリンとは?
てふぃりん
テフィリンとは、ユダヤ教の成人男性が平日の朝の祈りに用いる、聖句を書いた革製の小箱と革紐からなる礼拝具です。
テフィリン(Tefillin)は、ユダヤ教の礼拝において用いられる宗教用具で、羊皮紙に記されたトーラー(律法)の四つの聖句を入れた黒革製の小箱と、それを身体に固定するための黒い革紐から構成されています。英語では「フィラクテリー(Phylactery)」とも呼ばれます。
テフィリンは二つ一組で使用されます。一方は「シェル・ロシュ(頭のテフィリン)」と呼ばれ、ひたいの中央部に置き、紐を頭部に巻きつけて固定します。もう一方は「シェル・ヤド(手のテフィリン)」と呼ばれ、左腕の上部(心臓に近い側)に置き、前腕から手の甲にかけて紐を七回巻きつけます。
テフィリンに収められる聖句は以下の四箇所です。
- 出エジプト記13章1〜10節
- 出エジプト記13章11〜16節
- 申命記6章4〜9節(シェマーの祈りを含む)
- 申命記11章13〜21節
着用の根拠は「それをしるしとしてあなたの手に結び、記念としてあなたの目の間に置きなさい」(申命記6章8節など)という命令に基づいています。伝統的に13歳でバル・ミツワーを迎えた成人男性が平日の晨祷(シャハリット)で着用します。テフィリンは神の言葉を常に身体に刻み込み、頭と心を神への奉仕に捧げるという象徴的な意味を持っています。
使い方・例文
「バル・ミツワーの翌日から、彼は毎朝テフィリンを腕と額に巻きつけて祈るようになった」のように、ユダヤ教の成人男性の日々の礼拝実践を説明する際に使われます。
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