テナガダコとは?
てながだこ
テナガダコとは、長い腕が特徴的な小型のタコで、日本の浅い海や磯・河口付近に生息し、食用としても親しまれています。
テナガダコ(手長蛸)は、タコ目マダコ科に属する小型のタコの一種です。その名の通り、体に対して腕(触腕)が非常に長いことが最大の特徴で、成体の腕は体長の数倍に達することもあります。
主な生態・特徴は以下の通りです。
- 日本各地の沿岸・磯・干潟・河川の汽水域など、比較的浅い水域に生息する
- 体長は胴部で5〜10センチメートル程度と小型だが、腕を伸ばすと全長40センチメートル以上になることもある
- 岩の隙間や砂泥底の穴などに潜んで生活し、甲殻類・貝類・小魚などを捕食する
- 体色を変える擬態能力を持ち、環境に溶け込むことができる
テナガダコは食用としても重要で、特に関西・瀬戸内地方では明石だこやたこ焼きの材料として広く利用されています。漁獲方法としてはタコつぼ(素焼きの壺)を用いた伝統的な漁法が今も各地で行われています。春から夏にかけて産卵期を迎え、メスは岩陰などに卵を産みつけ、ふ化まで世話をする習性があります。
使い方・例文
潮干狩りや磯遊びの場面で「岩の隙間からテナガダコが出てきた」と使われるほか、たこ焼き屋や魚市場の説明でも登場します。
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