テキスト書体とは?
てきすとしょたい
テキスト書体とは、本文のような長い文章を読みやすく表示するために設計された書体のことで、小さなサイズでも判読しやすい特性を持ちます。
テキスト書体(text typeface)とは、書籍・雑誌・新聞・Webサイトなどの長文本文(ボディテキスト)を読みやすく表示することを主な目的として設計された書体の総称です。「本文書体」とも呼ばれます。
テキスト書体はディスプレイ書体(見出しやタイトルに使う大きな文字向けの書体)と対照的な性格を持ちます。具体的には次のような特性が重視されて設計されています。
- 小さいサイズ(8〜12pt程度)でも各文字が明確に識別できる高い可読性
- 長時間読み続けても目が疲れにくい適度なコントラストとストローク太さ
- 文字間・行間のバランスが取りやすく、均一な文字色(グレー感)になる組版適性
- セリフ(うろこ)や文字の細部がつぶれないような設計
代表的なテキスト書体には、欧文では Times New Roman、Garamond、Minion、Palatino などのセリフ書体が長く使われてきました。サンセリフ系ではFrutigerやMyriadが本文向けに設計されています。日本語では明朝体(ヒラギノ明朝、游明朝など)が代表的なテキスト書体として知られています。
近年はスクリーン上での読みやすさを重視した画面用テキスト書体(Georgia、Noto Serif、游ゴシックなど)の重要性も高まっており、印刷と画面それぞれに適した書体選択が求められています。
使い方・例文
書籍や雑誌の組版ガイドラインで「本文にはテキスト書体を用い、見出しにはそれと対比するディスプレイ書体を組み合わせることで、読みやすいレイアウトが実現します」という形で使われます。
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