本文へスキップ

テオドロス・コロコトロニスとは?

ておどろすころことろにす

テオドロス・コロコトニスとは、19世紀ギリシャ独立戦争を指導した軍事英雄で、「老いたる人」と称えられる近代ギリシャの建国の英雄のひとりです。

テオドロス・コロコトニス(Theodoros Kolokotronis、1770〜1843年)は、ギリシャ独立戦争(1821〜1829年)を代表する軍事指導者です。オスマン帝国の支配下にあったペロポネソス半島で生まれ、クレフト(山岳の武装勢力)として戦い続ける中で軍事的才能を磨きました。

1821年に独立戦争が始まると、コロコトロニスはペロポネソスにおける反オスマン蜂起の中心人物となりました。1822年のトリポリツァ陥落はギリシャ軍の大きな勝利であり、彼の名声を高める転機となりました。オスマン軍のイブラヒム・パシャによる大規模な反撃にも粘り強く抵抗し続け、ギリシャ独立の実現に不可欠な役割を果たしました。

独立後は政治的な対立に巻き込まれ、一時は反逆罪で死刑判決を受けたこともありましたが、後に恩赦を受けて名誉を回復しました。その生涯は近代ギリシャの国民的英雄像の象徴となっており、アテネのアレオパゴス広場には彼の騎馬像が立っています。

  • 活動期間:ギリシャ独立戦争(1821〜1829年)
  • 出身:ペロポネソス半島
  • 地位:ギリシャ軍の最高司令官のひとり
  • 称号:「老いたる人」(ゲロス・トゥ・モリア)

コロコトロニスはギリシャ人の自由と独立への意志を体現した存在として、今日でも国民的尊敬を集めています。

使い方・例文

ギリシャ独立戦争や近代ギリシャ史を学ぶ教科書・観光地の解説で、独立の英雄として必ず紹介される人物です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語