チャールズ・ゴードンとは?
ちゃーるずごーどん
チャールズ・ゴードンとは、19世紀イギリスの軍人で、中国での太平天国の乱鎮圧やスーダン統治で名を馳せ、ハルツームで壮絶な最期を遂げた英雄です。
チャールズ・ジョージ・ゴードン(Charles George Gordon、1833〜1885年)は、ヴィクトリア朝イギリスを代表する軍人で、「チャイニーズ・ゴードン」「ゴードン・パシャ」などの異名で呼ばれました。ウーリッジ生まれで王立陸軍工兵隊に入り、クリミア戦争(1853〜1856年)にも参加しました。
1860年の第二次アヘン戦争で清国に赴いた後、1862年から太平天国の乱(1850〜1864年)の鎮圧に従事しました。清朝から雇われた「常勝軍」を指揮して反乱軍を各地で打ち破り、乱の終結に大きく貢献したことで国際的名声を得ました。
その後の主な経歴は以下の通りです。
- 英国本国での要塞建設・河川測量など技術将校としての活動
- エジプト総督委任によるスーダン総督(1877〜1880年)就任と奴隷貿易取り締まり
- 人道的視点からの統治と現地民への配慮
1884年、スーダンでマフディー(イスラム復興運動の指導者)の反乱が起きると、ゴードンは撤退支援のためハルツームに派遣されました。しかし援軍の到着が遅れる中で10ヶ月以上孤立を続け、1885年1月にマフディー軍がハルツームを陥落させた際に戦死しました。援軍が到着したのはわずか2日後で、英国民は深い衝撃を受け、ゴードンはヴィクトリア朝時代の殉教的英雄として長く記憶されました。
使い方・例文
「19世紀の大英帝国の膨張を学ぶ授業では、チャールズ・ゴードンはスーダンでの孤立と壮絶な死によって、帝国主義時代の英雄と悲劇の象徴として語られます。」
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