チップ抵抗とは?
ちっぷていこう
チップ抵抗とは、表面実装(SMD)に対応した小型の抵抗器で、プリント基板へのはんだ付けを自動化しやすい電子部品です。
チップ抵抗(Chip Resistor)は、アルミナなどのセラミック基板上に抵抗体と電極を形成した表面実装型(SMD: Surface Mount Device)の抵抗器です。リード線を持たない形状で、プリント基板(PCB)のパッドに直接はんだ付けして使用します。
サイズと規格
チップ抵抗のサイズはEIA規格で「0402(1.0mm×0.5mm)」「0603(1.6mm×0.8mm)」「0805(2.0mm×1.25mm)」「1206(3.2mm×1.6mm)」などと表記されます(前2桁が長辺、後2桁が短辺を表す)。現代の小型電子機器では0402や0603サイズが多用されています。
構造と種類
- 厚膜チップ抵抗:酸化ルテニウム系のペーストを焼成した抵抗体を使用。量産コストが低く最も一般的
- 薄膜チップ抵抗:スパッタリングで形成した抵抗体を使用。精度・安定性が高く、精密計測機器や通信機器向け
- ジャンパ(0Ω抵抗):配線の代わりに使う抵抗値ゼロの部品
特長と用途
リード部品に比べてスペースを大幅に削減でき、自動マウンター(実装機)による高速自動実装が可能です。スマートフォン・パソコン・家電から産業機器まで、ほぼすべての電子機器の基板に使用されています。
使い方・例文
スマートフォンの基板上には数十〜数百個のチップ抵抗が実装されており、各回路の電流・電圧調整や信号分岐などの役割を担う場面で登場します。
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