ダーツ縫いとは?
だーつぬい
ダーツ縫いとは、平面の布地に立体的なふくらみやくびれを作るための縫製技法で、洋服の胸元・ウエスト・肩などの体型に合わせた立体裁断に使われます。
ダーツ縫い(ダーツ)とは、衣服の仕立てにおいて、布の一部をつまんで縫い合わせることで立体的な形状を生み出す縫製技法です。英語の「dart」(矢・槍)から名付けられており、縫い目が矢のように細く鋭い形になることに由来します。
ダーツの基本的な仕組みは、布地の余分な量(ダーツ量)を折りたたんで縫い留めることで、平面の布に凸面または凹面を作り出すことです。縫い始めの幅が最も広く、縫い終わりに向かって細くなる三角形や菱形の形状が一般的で、縫い終わりの先端(ダーツ先)は糸を結んで処理します。
衣服の各部位で使われるダーツの種類には次のようなものがあります。
- 胸ダーツ:女性服の胸のふくらみを表現する
- ウエストダーツ:くびれを作り体型にフィットさせる
- 肩ダーツ・背ダーツ:肩から背中の丸みに合わせる
- フレンチダーツ:脇から斜めに入るデザイン性の高いダーツ
ダーツ縫いは洋裁の基礎技術のひとつで、完成度の高い衣服を仕立てるうえで欠かせないスキルです。市販パターン(型紙)には必ずダーツが記されており、家庭での洋服作りでも習得が求められます。適切にダーツを入れることで、既製服では難しい「体型に合ったシルエット」を実現できます。
使い方・例文
ブラウスやジャケットの型紙を見ると、胸やウエスト付近に細長い三角形の印がありますが、これがダーツで、縫い合わせることで人体の丸みに沿った立体的な仕上がりになります。
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