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タランテラとは?

たらんてら

タラテラとは、南イタリア発祥の速いテンポが特徴的な伝統舞踊および音楽のジャンルです。

タラテラ(Tarantella)は、イタリア南部のプーリア地方を中心に発展した民俗舞踊・民俗音楽の一形式で、8分の6拍子や8分の3拍子の軽快なリズムと、非常に速いテンポが大きな特徴です。カップルが向かい合ってステップを踏みながら踊るスタイルが基本であり、タンバリン(タンブレッロ)の演奏が伴われることも多いです。

名称の由来については複数の説があります。最も広く知られるのは、イタリア南部タラント(Taranto)の毒グモ「タランチュラ」に噛まれた者が、その毒を体外に排出するために激しく踊り続けたという伝承に基づくという説です。この「タランティズム」と呼ばれる現象は中世から近代初期にかけて記録されており、医療的・宗教的儀式と結びついた踊りとして地域社会に根づきました。

タランテラは地域によってさまざまなバリエーションがあります。

  • ナポリタランテラ:ナポリ周辺の陽気で祝祭的なスタイル
  • ピッツィカ:プーリア地方の原初的で恍惚感を伴う形式
  • タランテッラ・ルカーナ:バジリカータ州に伝わる形式

19世紀にはリスト・ショパン・ロッシーニらがタランテラを題材にしたクラシック作品を作曲し、ヨーロッパ全土に広まりました。現代でもイタリアの婚礼や祭りで演奏・披露される伝統文化として継承されています。

使い方・例文

イタリア料理店の開店イベントで、タランテラの陽気な生演奏に合わせてダンサーが披露した踊りに観客が盛り上がった。

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