ゾロアスター教とは?
ぞろあすたーきょう
ゾロアスター教とは、古代イランの預言者ゾロアスターが開いた世界最古の一神教的宗教のひとつで、善と悪の二元論を説きます。
ゾロアスター教(ゾロアスターきょう)とは、古代イランの預言者ザラスシュトラ(ゾロアスター)を開祖とする宗教で、アフラ・マズダー(賢明なる主)を最高神として崇拝します。アヴェスター語の聖典『アヴェスター』に教えが記されています。
成立時期については諸説あり、紀元前1500年ごろから紀元前600年ごろと幅広く議論されています。アケメネス朝ペルシア(紀元前550〜330年)時代に国家的に重んじられ、広い地域に伝播しました。
ゾロアスター教の核心は善悪二元論にあります。
- 善の神アフラ・マズダーと悪の神アンラ・マンユが宇宙的な対決を繰り広げる
- 人間は善の側に立ち、「善い思想・善い言葉・善い行い」を実践することが求められる
- 最後の審判・死後の魂の行き先・世界の終末と復活という終末論的思想を持つ
- 聖火(火)を神聖視し、火を絶やさない火壇を祭壇に置く
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の終末論・天使論・悪魔論に影響を与えたとされ、世界宗教史上きわめて重要な位置を占めます。現在はインドのパールシー(ペルシア系移民の子孫)を中心に信仰が継承されています。
使い方・例文
インドのムンバイに住むパールシーはゾロアスター教徒の子孫であり、現代でも聖火を守る儀礼や「沈黙の塔(ドフメー)」への鳥葬の慣習を受け継いでいます。
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