ソリッドドローイングとは?
そりっどどろーいんぐ
ソリッドドローイングとは、キャラクターや物体を立体的・三次元的に描く基礎画力のことで、アニメーションの12原則のひとつとして重視されます。
ソリッドドローイング(Solid Drawing)とは、アニメーション制作における「12のアニメーションの原則」のひとつで、キャラクターや物体を平面ではなく立体(三次元)として正確に描く能力・意識を指します。
アニメーションは本来2次元の紙や画面上に描かれますが、現実の世界に存在するかのような立体感・重量感・奥行きを持たせることで、説得力のあるキャラクター表現が可能になります。ソリッドドローイングはこの「3次元的に考えて描く」ことの基本原則です。
ソリッドドローイングを実現するために重要な要素は以下のとおりです。
- 解剖学的な正確さ:人体や動物の骨格・筋肉構造の理解
- 透視図法(パース):遠近感・奥行きを正確に表現する技法
- 体積感・重量感:キャラクターが空間の中に実際に存在するように見せる
- ツイスト(ねじれ)の回避:不自然に平面的なポーズにならないよう注意する
ソリッドドローイングが弱いと、キャラクターがポーズによって体型や比率が変わって見えたり、立体感が失われてぺったりした印象になってしまいます。ディズニーのアニメーターたちはデッサンやクロッキー、彫刻など立体的な造形を学ぶことをソリッドドローイング向上のための訓練として実践しました。現代のデジタルアニメーションや3DCGにおいても、基礎画力として不可欠な概念です。
使い方・例文
「ソリッドドローイングを意識してキャラクターを描くと、角度が変わっても体の厚みや立体感が崩れにくくなる」のように、アニメーションや作画の学習文脈で使われます。
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