ゼラニウム・マクロリズムとは?
ぜらにうむ・まくろりずむ
ゼラニウム・マクロリズムとは、フウロソウ科の丈夫な多年草で、芳香のある葉とピンクの花が特徴のグラウンドカバー植物です。
ゼラニウム・マクロリズム(Geranium macrorrhizum)は、フウロソウ科フウロソウ属に属する多年草です。バルカン半島から南ヨーロッパ・中央ヨーロッパを原産地とし、岩場や林縁などに自生します。日本でよく見かける「ゼラニウム」(テンジクアオイ属/Pelargonium)とは別属の植物で、一般にはハーディーゼラニウム(耐寒性フウロソウ)の一種として分類されます。
最大の特徴は、葉をこすると立ち上がる強い芳香で、ハーブに似た独特の香りを持ちます。この香りは古くからアロマ・香水・ハーブ療法に利用されており、精油が抽出されることもあります。花は春から初夏(4〜6月)に咲き、直径2〜3センチ程度の5弁花でピンク〜マゼンタ系の色合いです。
グラウンドカバー(地被植物)としての優れた特性を持ち、次のような特徴があります。
- 耐寒性が非常に強く、厳冬期も地上部が残ることが多い
- 半日陰〜日なたまで幅広い環境に適応する
- 乾燥・やせ地にも強く、ほぼ手がかからない
- 密生して雑草の発生を抑えるグラウンドカバー効果が高い
イングリッシュガーデンや公園の法面緑化、また香りを楽しむハーブガーデンでも活用されています。
使い方・例文
日当たりの悪い斜面や木の根元など、植物が育ちにくい場所のグラウンドカバーを探しているとき、ゼラニウム・マクロリズムは有力な選択肢です。葉を触ると香りが立ちのぼるため、ハーブガーデンのボーダー植栽にも利用されます。
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