ゼラチン・シルバー・プリントとは?
ぜらちんしるばーぷりんと
ゼラチンの層に感光性の銀塩を含ませた印画紙を用いて仕上げる、伝統的で代表的なモノクロ写真の印画方式のことです。
ゼラチン・シルバー・プリントとは、ゼラチンの層に感光性のハロゲン化銀(銀塩)を含ませた印画紙を用いて仕上げる、白黒写真の代表的な印画方式です。英語のgelatin silver printを日本語読みした呼び方で、単に「銀塩写真」と呼ばれることもあります。
撮影されたネガフィルムの像を印画紙に露光し、現像液・停止液・定着液という工程を経て画像を定着させます。ゼラチン層が銀の粒子を均一に保持するため、なめらかな階調と豊かな黒の表現が得られるのが特徴です。
19世紀末に実用化されて以降、20世紀を通じて報道写真や芸術写真、家庭用写真の主流な方式として広く使われてきました。デジタル写真が普及した現在でも、独特の質感や保存性の高さから、写真家や美術館の作品として評価されています。適切に保存すれば数十年から百年以上にわたって画像を保持できるとされ、その耐久性の高さも評価される理由のひとつです。
美術館の作品ラベルなどで技法名として表示されることが多く、写真作品の素材や制作技法を伝える重要な情報になっています。
使い方・例文
美術館の写真展では、作品名の横に「ゼラチン・シルバー・プリント」と技法が表記されていることがあります。
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