セレコキシブとは?
せれこきしぶ
関節炎などの痛みや炎症を抑える選択的COX-2阻害薬で、胃腸への副作用が従来のNSAIDより少ないとされる医薬品です。
セレコキシブ(Celecoxib)は、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の一種で、炎症・疼痛に深く関わるシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)を選択的に阻害する「選択的COX-2阻害薬」(コキシブ系)に分類されます。1990年代後半に開発・承認され、日本でも「セレコックス」の商品名で販売されています。
従来のNSAID(アスピリン・イブプロフェン・インドメタシンなど)はCOX-1とCOX-2の両方を阻害します。COX-1は胃粘膜保護などの生理機能を担っており、これを阻害すると胃腸障害が起きやすくなります。セレコキシブはCOX-2を主に阻害するため、胃腸障害リスクが比較的低いとされており、胃が弱い患者や長期使用が必要な患者への選択肢となっています。
主な適応症は以下の通りです。
- 変形性関節症(膝・腰などの関節変性による痛み)
- 関節リウマチ
- 術後・外傷後の炎症・疼痛
- 腰痛や肩関節周囲炎など
ただし、心血管系(心筋梗塞・脳卒中)のリスク上昇が指摘されており、既往症や危険因子を持つ患者では慎重な使用が求められます。医師の診断のもとで適切に使用することが重要です。
使い方・例文
「変形性膝関節症の治療で、胃が弱い患者にはセレコキシブが選択されることがある。」
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