セパレーションとは?
せぱれーしょん
セパレーションとは、ロケットや宇宙機において段や部品を切り離す操作・現象のことで、打ち上げシーケンスにおける重要な工程の一つです。
セパレーション(英: separation)とは、宇宙開発・航空分野において、ロケットの段間分離や衛星の放出など、二つの物体を確実に切り離す操作または現象を指します。日本語では「分離」「切り離し」とも訳されます。
多段式ロケットでは、燃料を使い切った下段を切り離すことで不要な質量を減らし、上段の推進効率を高めます。このセパレーションが正常に行われないと、ロケットの加速が妨げられたり、上段エンジンが点火できなかったりと、ミッション失敗につながる可能性があります。
セパレーションの主な種類には次のようなものがあります。
- 段間分離:多段ロケットの各段を切り離す
- フェアリング分離:ロケット先端の整流カバーを大気圏通過後に切り離す
- 衛星分離:目標軌道到達後にペイロードを軌道へ放出する
- ブースター分離:補助ロケット(固体ブースター等)を本体から切り離す
これらは爆発ボルト・パイロテクニックデバイス・バネ機構などを使って瞬時に実行されます。切り離し後に部品同士が再接触(リコンタクト)しないよう、相対速度の管理も慎重に行われます。打ち上げライブ映像でよく聞かれる「セパレーション確認」というアナウンスは、この瞬間を示しています。
使い方・例文
ロケットの打ち上げ実況では「第一段セパレーション確認」というアナウンスが流れ、燃料を使い切った第一段が正常に切り離されたことを告げる場面がよく見られます。
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