本文へスキップ

スヴェッレ・フェーンとは?

すう゛ぇっれふぇーん

スヴェッレ・フェーンはノルウェーを代表する建築家で、自然と建築の調和を追求したその作風でプリツカー賞を受賞しています。

スヴェッレ・フェーン(Sverre Fehn、1924〜2009年)は、ノルウェー出身の建築家であり、北欧モダニズムを代表する存在として国際的に高く評価されました。建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー建築賞を1997年に受賞しており、その受賞はノルウェー人建築家として初めてのことでした。

フェーンの建築思想の中心にあるのは、建物と敷地の自然環境・歴史的文脈との対話です。彼は北欧の長い光と影、厳しい自然環境を建築に取り込むことで、場所の記憶と現代建築を融合させる独自の表現を確立しました。代表作のひとつである「ノルウェー氷河博物館(Norsk Bremuseum)」は、fjord(フィヨルド)に面した劇的な自然景観の中に建てられ、コンクリートと木材を組み合わせた構造が周囲の地形と一体化するよう設計されています。

また、「ヘドマルク博物館(Hedmarksmuseet)」では廃墟となった中世の司教館の遺構の上に屋根を架け、歴史的遺産を保護しながら現代の展示空間を創出するという斬新な手法を用いました。この作品は、過去と現在の時間軸を重ね合わせる建築の可能性を示す名作として知られています。

フェーンはオスロ建築デザイン大学(AHO)で長らく教育にも携わり、次世代の建築家の育成にも尽力しました。

使い方・例文

北欧建築や博物館建築について学ぶ際、フェーンの名は自然との共存・歴史的文脈の尊重という文脈で必ず登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語