スラングショットとは?
すらんぐしょっと
スラングショットとは、スポーツや競技の場面で、前を走る選手や車両の後方に付いて空気抵抗を減らし、タイミングよく加速して追い越す戦術です。
スラングショット(slingshot)とは、もともと「投石器・パチンコ」を意味する英語で、スポーツの文脈では主にモータースポーツ・自転車・陸上競技などにおいて、先行する選手・車両の後方スリップストリームに入り、溜めたエネルギーを一気に解放して追い越す戦術を指します。
この戦術の仕組みは次の通りです。
- 先行する選手や車両が前方の空気を押し分けるため、その真後ろには低圧の「ドラフティングゾーン」が生まれます。
- 後続の選手・車両はここに入ることで空気抵抗を大幅に減らし、エネルギーを温存します。
- 適切なタイミングで横に出て加速すると、温存した出力を一気に発揮して前を抜き去ることができます。
自動車レース(F1・NASCAR・インディカーなど)では「スリップストリーム抜き」「ドラフト追い越し」として頻繁に見られ、特にオーバルコースでは戦略の核心をなします。自転車ロードレースでも先頭集団(ペロトン)の後方を走ることで消費エネルギーを減らし、スプリントでスラングショットを狙います。陸上の中距離走でも最終コーナーで内側から仕掛けるタイミングとして意識されます。
使い方・例文
F1レースでDRSゾーンに入った後続車が前走車のスリップストリームを利用し、ブレーキングポイントで横に出て追い越す場面がスラングショットの典型例です。
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