スペーサとは?
すぺーさ
スペーサとは、部品と部品の間に挟んで適切な間隔や位置を保持するために使う小型の機械部品です。
スペーサ(Spacer)とは、二つの部品の間に挟み込み、一定の隙間・距離・高さを確保するために用いる機械要素部品です。ネジやボルトを通す穴が設けられた筒型(スリーブ型)のものが一般的ですが、プレート状・リング状など形状は用途によってさまざまです。
スペーサの役割は大きく3つに分類できます。
- 位置決め:部品同士を正確な距離に固定し、組み付け誤差をなくす
- 絶縁・防振:電気的絶縁や振動の伝達を抑制する目的で異種材料のスペーサを使う
- 高さ調整:基板やブラケットを所定の高さに固定する
材質は用途に合わせて金属(アルミ、ステンレス、真鍮)、樹脂(ナイロン、ポリカーボネート)、セラミックなど多種にわたります。電子機器の基板実装では、プリント基板とシャーシの間に取り付けて放熱スペースを確保したり、ショートを防いだりするためによく使われます。自動車では足回りのホイールスペーサがタイヤとボディの間隔を調整するために用いられます。
スペーサはシンプルな部品ながら、組立精度・耐久性・安全性に直結する重要な存在であり、機械設計においては設計段階から寸法・材質を慎重に選定する必要があります。
使い方・例文
パソコンのマザーボードをケースに固定する際、スペーサをケース側にねじ込んでから基板を乗せることで、基板がケース底面に直接触れて短絡するのを防いでいます。
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