スペイン内戦とは?
すぺいんないせん
スペイン内戦とは、1936〜39年にスペインで起きた共和国政府軍とフランコ将軍率いる反乱軍(国民軍)の内戦で、ナチス・ドイツやソ連が介入し第二次世界大戦の前哨戦とも呼ばれる国際的な紛争です。
スペイン内戦(Guerra Civil Española)は、1936年7月から1939年4月にかけてスペインで戦われた内戦です。左翼・共和主義勢力を基盤とする合法的な共和国政府と、フランシスコ・フランコ将軍率いる右翼・ファシスト的な国民戦線(反乱軍)が激突しました。
内戦勃発の背景には、1931年成立の第二共和政下でのイデオロギー的・社会的対立の深刻化がありました。農地改革や宗教問題、地域自治をめぐって保守派と進歩派の対立が激化し、軍部クーデターへと発展しました。
国際的な介入が内戦の性格を大きく規定しました。
- ナチス・ドイツとファシスト・イタリアがフランコ側を軍事支援(ドイツ義勇軍コンドル軍団が参戦)
- ソ連が共和国側に武器・顧問団を派遣
- 英仏は不干渉政策をとり、共和国側の孤立を招いた
- 世界各地から反ファシスト志願兵(国際旅団)が共和国側で参戦
ゲルニカへの無差別爆撃(1937年)はピカソの絵画によって世界に知られ、戦争の残虐性を象徴しました。1939年にフランコが勝利し、独裁政権は1975年まで続きました。スペイン内戦は民主主義対ファシズムという20世紀的イデオロギー対立の縮図として、歴史的・文化的に大きな意義を持ちます。
使い方・例文
「スペイン内戦ではヘミングウェイやオーウェルなど多くの文人が共和国側を支持して現地に赴き、その体験がその後の文学作品に深く刻まれた」のように、反ファシズムの文脈や文化史を語る際に登場します。
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