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ステレオタイプとは?

すてれおたいぷ

ステレオタイプとは、特定の集団や物事に対して多くの人が共有する固定化された先入観イメージのことです。

ステレオタイプ(stereotype)とは、ある集団・民族・性別・職業などに対して、実際の個人差を無視して「〇〇はこういうものだ」と一括りにする固定化されたイメージや思い込みのことです。もともとは印刷技術の「固定版(鉛板)」を意味する言葉でしたが、アメリカのジャーナリスト・ウォルター・リップマンが1922年に著作『世論』の中で社会的な「固定観念」という意味で使い広めました。

ステレオタイプは人間の認知の効率化から生まれます。膨大な情報を処理する際、脳は経験から作られたパターンに当てはめて素早く判断しようとします。しかしこの単純化が行き過ぎると、個人の多様性を無視した偏見や差別につながる危険があります。

ステレオタイプの代表的な例を挙げると次の通りです。

  • 「女性は感情的で、男性は論理的だ」という性別ステレオタイプ
  • 「〇〇国の人は〇〇だ」という民族・国籍に関するステレオタイプ
  • 「理系の人は人付き合いが苦手」という職種・専門性に関するもの

ステレオタイプを完全になくすことは難しいですが、「これは先入観かもしれない」と意識することが偏見や差別を防ぐ第一歩とされています。多様性(ダイバーシティ)を重視する現代社会では、ステレオタイプの克服が重要な課題の一つとなっています。

使い方・例文

「『女性はリーダーに向かない』というステレオタイプは根拠のない偏見であり、多くの優れた女性リーダーの存在がそれを証明している」のように使います。

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