固定観念とは?
こていかんねん
固定観念とは、経験や環境によって形成され、容易には変わらない固まった考え方・先入観のことです。
固定観念とは、ある物事に対して「こういうものだ」と固まってしまい、新しい情報や視点を取り入れにくくなった思考のパターンや先入観を指します。英語では「fixed idea」や「stereotype(ステレオタイプ)」と関連する概念として扱われることがあります。
固定観念は、繰り返しの経験・文化的な価値観・教育・メディアの影響などによって無意識のうちに形成されます。一度できあがると、それに反する情報が入ってきても無視したり軽視したりする「確証バイアス」が働くため、なかなか変わりにくいという特徴があります。
固定観念が生じやすい代表的な場面としては以下が挙げられます。
- 性別・年齢・職業に対する偏ったイメージ(「男性は〇〇だ」「年配者は〇〇が苦手」など)
- 特定の国籍・民族・地域に対するステレオタイプ
- 自分自身の能力や可能性に対する思い込み(「自分には無理だ」など)
固定観念は物事を素早く判断するための認知的な近道(ヒューリスティクス)として機能する面もありますが、差別や偏見の温床になったり、個人の成長や創造性を妨げたりするリスクもあります。意識的に「本当にそうだろうか」と問い直す批判的思考(クリティカルシンキング)が、固定観念を崩す第一歩とされています。
使い方・例文
「文系の人は数学が苦手」「若者はスマホばかり使っている」といったひとくくりのイメージが固定観念の典型例です。採用面接でも、無意識の固定観念が評価の偏りにつながることがあるとして問題視されています。
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