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スズメノテッポウとは?

すずめのてっぽう

スズメノテッポウとは、水田や湿地に生える日本各地に自生するイネ科の一年草で、春の野草として知られています。

スズメノテッポウ(雀の鉄砲)は、イネ科スズメノテッポウ属に分類される一年草または越年草です。学名はAlopecurus aequalisで、日本全国の水田・湿地・河川敷・水路沿いなどに広く自生します。

名前の由来は、細長い円柱形の穂の形が雀が吹く鉄砲(竹製のおもちゃの吹き矢)に似ていることからとされています。草丈は10〜40センチ程度で、茎は細く柔らかく地面を這うように広がることもあります。

特徴としては次のものが挙げられます。

  • 葉:細長い線形で淡緑色
  • 穂:春(3〜6月ごろ)に茎の先端に円柱形・灰緑色の穂を出す
  • 根:浅く広がるひげ根

水田ではしばしば雑草として扱われ、除草の対象になることもあります。一方で、春の水田や湿地の草花として子どもたちが穂を使った草遊び(ぴいぴい草とも呼ばれる)に親しむことがあります。穂の茎を引き抜いて吹くと音が鳴ることがあり、これが「テッポウ(鉄砲)」の名の由縁とも言われます。

生態学的には湿潤な環境を好み、水田の裏作期に育つため稲作文化とともに日本各地に定着した草です。

使い方・例文

春先の水田のあぜ道で、緑の円柱状の穂をつけたスズメノテッポウを見かけることがあり、子どもたちが穂の茎を引き抜いて草笛遊びに使う場面でよく登場します。

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