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スジグロシロチョウとは?

すじぐろしろちょう

ジグロシロチョウとは、日本全国に広く分布するシロチョウ科の蝶で、前翅の翅脈に沿った黒いすじ模様が特徴的な種です。

ジグロシロチョウ(筋黒白蝶、学名 Pieris melete)は、チョウ目シロチョウ科に属する蝶の一種です。日本では北海道から沖縄まで広く分布し、山地から平地の林縁・草地・農地周辺などさまざまな環境で見られます。

モンシロチョウに似た白い翅を持ちますが、翅脈(よくみゃく)に沿って黒いすじ状の斑紋が走ることが名前の由来であり、識別のポイントです。雌雄で模様に差があり、メスのほうが黒い部分が発達する傾向があります。成虫は春から秋にかけて複数回発生し、年に数回世代を繰り返します。

幼虫の食草はイヌガラシ・タネツケバナ・ショウジンガラシなどアブラナ科の野草を中心とします。モンシロチョウの幼虫がキャベツなど栽培植物を好むのに対し、スジグロシロチョウは野生植物を好む傾向があるため、農業害虫としての影響は比較的小さいとされています。

近年、都市化や農地整備によって食草となる野草の生育地が減少しており、一部地域では個体数の変化が観察されています。チョウの分布調査では環境指標の一つとして活用されることもあり、里山や自然環境の豊かさを示す種としても知られています。

使い方・例文

「野山でモンシロチョウに似た白い蝶を見かけたが、よく見ると翅脈に黒いすじがあったのでスジグロシロチョウだとわかった」という場面で名前が挙がります。

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