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スクラブランド条約とは?

すくらぶらんどじょうやく

スクラブランド条約とは、1846年にイギリスとアメリカが現在の米国・カナダ国境(北緯49度線)を定めたオレゴン条約の通称です。

スクラブランド条約(Scrubland Treaty)という表記は一般的ではなく、英語では「オレゴン条約(Oregon Treaty)」として知られる1846年の国境協定を指す呼称として使われることがあります。この条約は、イギリスとアメリカ合衆国が北米太平洋岸のオレゴン地方(現在のオレゴン州・ワシントン州・アイダホ州および一部のモンタナ州に相当する地域)をめぐる領有権争いを解決するために締結したものです。

19世紀初頭から、イギリス(ハドソン湾会社を通じて)とアメリカの双方がオレゴン地方に入植・交易を進めており、領有権は未確定のまま「共同管理」が続いていました。アメリカでは「明白な運命(マニフェスト・デスティニー)」の思想が高まり、「北緯54度40分以南か戦争か」という強硬論も唱えられましたが、外交交渉によって北緯49度線を国境とすることで合意が成立しました。

条約の主なポイントは以下の通りです。

  • 北緯49度線をロッキー山脈からジョージア海峡まで延長し、米英の境界線とした。
  • バンクーバー島全体はイギリス領として残された。
  • ハドソン湾会社のアメリカ側における既存の権益は一定期間保護された。

この条約によって現在の米加国境の西部区間が確定し、アメリカ合衆国の西部拡張における重要な一歩となりました。

使い方・例文

アメリカの西部拡張史を学ぶ文脈で、オレゴン条約(スクラブランド条約)と北緯49度線の画定が解説される場面で登場します。

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