ジョージ・ド・ロングとは?
じょーじどろんぐ
ジョージ・ド・ロングとは、19世紀アメリカの海軍士官で、北極探検中に遭難死した探検家です。
ジョージ・ワシントン・ド・ロング(1844〜1881)は、アメリカ海軍の士官であり、北極探検家として知られています。ニューヨーク市出身で、アメリカ海軍兵学校を卒業後、海軍に奉職しました。
ド・ロングが歴史に名を刻んだのは、1879年から1881年にかけての北極探検です。USS ジャネット号の艦長として北極点到達を目指す遠征を率いましたが、チャクチ海で流氷に閉じ込められ、21か月にわたって漂流を余儀なくされました。1881年6月、船は流氷の圧力に耐えられず沈没し、乗組員は北シベリア沿岸を目指して脱出を試みました。
この過程でド・ロングは隊員と離散し、シベリアのレナ川デルタ地帯で飢えと寒さのため命を落としました。彼の遺体と日誌は後に発見され、詳細な記録が残されています。
ジャネット号の漂流データはのちの海洋学研究に貴重な知見をもたらし、発見された残骸の漂流経路が北極海の海流研究に活用されました。ド・ロングの探検は北極探検史における重要な一章として、その犠牲と勇敢さとともに今日も語り継がれています。
使い方・例文
北極探検の歴史を学ぶ文脈や、19世紀の海洋探検に関する書籍・授業などでジョージ・ド・ロングの名前が登場します。
この用語をシェア
最終更新: